LPガスで災害対策

クリーンなだけではない、災害に強い安心・安全なエネルギー「LPガス」

LPガスの特徴

◆クリーン
1.燃焼による排ガス中のCO2量は、石油や石炭に比べて非常に少ない。
2.硫黄化合物が殆ど含まれていない。
3.家庭に届くまでのロスがないのでエネルギー効率100%。
4.オゾン層破壊の心配がない。

◆可搬性
LPガスは容易に液体にすることができます。液体にすると体積は気体時の1/250となるので、LPガス容器に充てんしどこにでも運ぶことができます。このため、都市部や郊外だけでなく、離島や山間部等の地方における重要なエネルギー源として、幅広く利用されています。

◆災害に強い
通常の場合、家屋の横にLPガス容器が2本設置されており、言わば軒下に在庫がある状態となっているので、1本目が切れても、2本目で1か月以上ガスを使い続けることができます(50kg容器×2本の場合)。

そして、緊急時のエネルギー源として、避難所や仮設住宅等にも迅速に供給することができます。

事例:東日本大震災

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県では、津波で建物が損壊又は流されてしまったもの等を除いて、地震発生後約3週間程度で大方の復旧が完了し、都市ガス及び電力よりも早い時期に全面復旧を果たしています。

被災3県における各インフラの供給不能戸数の推移(推計を含む)
出典:経済産業省「東日本大震災を踏まえた今後のLPガス安定供給の在り方に関する調査」(平成24年2月)